- 2022年11月 7日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:米国
- トピック:難民と移民
未確認情報によると、バイデン政権はハイチからの庇護希望者を第三国に送るか、キューバの米国グアンタナモ基地にある収容所の規模を拡大して収容するかを検討しているという。
米国は、人道と人権の危機の真っ只中にある国から逃れたハイチ人を受け入れるべきだ。庇護を希望するハイチ人には、差別を受けずに米国で安全を求める権利がある。彼らを第三国に送還したり、無期限の拘禁と拷問で悪名高いグアンタナモ収容所に送ったりしてはならない。
1970年代から米国の歴代政権は、庇護を希望するハイチ人の入国阻止、拘束、追い返し、拷問などの虐待、個別審査時の不適切な退去手続きなどを繰り返してきた。1990年には劣悪な環境のグアンタナモ収容所に送り込んでいた。近年ではタイトル42(公衆衛生法の「伝染病の流入を阻止する緊急措置」条項)に基づいて押し戻している。
米国は今こそ、ハイチ人庇護希望者への差別的な処遇をやめ、庇護を求める権利を行使する一人ひとりが、国際上の保護規定に沿った評価を受けた上で適切な手続きを取り、入国できるようにすべきだ。
グアンタナモ海軍基地の収容所については、アムネスティは以前から、凄惨な人権侵害が行われてきたこの施設の恒久的な閉鎖を求めている。この場所を利用して更なる人権侵害を行うなどあってはならない。
アムネスティ国際ニュース
2022年11月1日
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