第6回 死刑映画週間「生きるという権利」

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不幸にも人を殺める犯罪が起こった場合、犠牲者は「生きるという権利」を理不尽にも奪われたことになる。死刑制度があると、加害者は国家の名のもとに処刑され、ここでも「生きるという権利」が奪われる。いま、世界中に〈排外〉と〈不寛容〉な声が、不気味な広がりをみせている。この声が大きくなればなるほど、「生きるという権利」を奪われる人が、あちらこちらで増えていく。

いまこそ立ち止まって、
「自分の」生きるという権利のことを
「他人の」生きるという権利のことを
じっくりと考える機会をもちたい。

上映スケジュール

  • 場所:東京・渋谷ユーロスペースにてロードショー
  • 上映期間:2017年2月18日(土)~2月24日(金)
  • 前売鑑賞券:5回券 4,500円/3回券 2,800円/1回券 1,000円
    詳細はチラシをご覧ください。

ラインナップ&トークゲスト

  • 『袴田巖 夢の間の世の中』(金聖雄 2016)× 福島泰樹
  • 『白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々』(マルク・ローテムント 2005)× 福島みずほ
  • 『M』(フリッツ・ラング 1931)
  • 『壁あつき部屋』(小林正樹 1956)× うじきつよし
  • 『首』(森谷司郎 1968)× 安田好弘
  • 『死刑弁護人』(齋藤潤一 2012)× 樹木希林
  • 『独裁者と小さな孫』(モフセン・マフマルバフ 2014)× 安田菜津紀
  • 『7番房の奇跡』(イ・ファンギョン 2013)× 朴慶南


各作品の上映時間は日により異なります。チラシよりご確認ください。

アムネスティ・インターナショナルの取り組み

私たちアムネスティ・インターナショナルは、死刑を人権の問題と考えています。そして、「生きる」という最も基本的な人間の権利を根本から否定する刑罰が、死刑だと考えています。

アムネスティは、「死刑は生きる権利の侵害であり、究極的に残虐で非人道的かつ品位を傷つける刑罰である」として、あらゆる死刑に例外なく反対する姿勢を明確にし、死刑のない世界の実現に向かって活動してきました。

最新の死刑統計(2016年4月6日現在)