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イラク:最優先されるべきは民間人の保護

2008年3月25日
国・地域:イラク
トピック:国際人権法
「バスラその他のイラクの都市で続く政府軍と武装民兵の激しい戦闘によって、民間人は深刻な危機にさらされている」と、本日アムネスティ・インターナショナルは述べた。さらにアムネスティは、戦闘に関わるすべての組織に対し、無差別または一方的な攻撃をやめ、民間人の生命を尊重するよう求めた。

「過去5年に渡るイラク紛争の間、民間人は最も激しく矢面にさらされてきた。この新たな戦闘の激化によって、間違いなくおびただしい数の犠牲者が加えられるだろう」と、アムネスティ・インターナショナルは述べた。

3月25日火曜、シーア派イスラム聖職者、ムクタダ・サドルの信奉者たちからなる民兵組織マフディ軍の一部とイラク軍との戦闘がバスラで勃発した。報道によれば、市内では少なくとも12人が犠牲になっている。その犠牲者の中に民間人が含まれていたかどうかは、現段階では分かっていない。戦闘が拡大するにつれて、バスラを始めとしてナーシリーヤ、クート、ヒッラ、サマーワなどの南部の都市でも、イラク当局によって外出禁止令が出されている。

マフディ軍は2007年8月末に停戦を宣言し、2008年2月末にはさらに6カ月間の停戦継続を表明した。バスラの政治的支配を巡って、マフディ軍は他のシーア派民兵組織と覇権を競っており、イラク・イスラム最高評議会(SIIC)の武装組織バドル旅団とマフディ軍との間で武力衝突が頻発している。直近の戦闘は、民兵組織の制圧を試みたイラク治安部隊に対して応戦したことが引き金になったもようだ。

アムネスティはイラク政府に対して、治安部隊が国際人権法と国際人道法に基づく義務を遵守し、特に民間人および民間施設をいかなる時にも守ることを保証するよう呼びかけている。

またアムネスティはバスラその他の都市の武装グループに対し、国際法の規定を遵守し、民間人の生命を尊重するよう求めている。

アムネスティ発表国際ニュース
2008年3月25日
 

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