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シリア:国に「処刑」されるアレッポ市民

2016年12月16日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:シリア
トピック:

© AFP/Getty Images
© AFP/Getty Images

国連によると、シリアのアレッポでは、多数の市民が進行してきた政府軍に処刑されている。この衝撃的な事態が戦争犯罪であることは明らかだ。アムネスティは、すべての紛争当事者に対し、市民の保護を要請している。

自宅や街頭にいた市民82人が短時間に政府軍や同盟軍にその場で射殺された。国連人権事務所が信頼できる証拠に基づいて公表した。

子どもも容赦なく殺されているという。これまでの軍の行動を考えると、こうした冷酷な殺戮もあり得る。このような違法な処刑は、戦争犯罪である。

政府軍は、紛争を通じて繰り返し国際人道法を無視し、市民の命を歯牙にもかけてこなかった。常に市民を攻撃の対象とし、軍事行動だけでなく、大量拘禁や、失踪、虐待などを行ってきた。政府軍が東部アレッポを完全に掌握したため、今なお動きの取れない数千人の市民にとって、軍の残虐な手が自分たちにも及ぶおそれがあり、戦々恐々としている。

この数カ月、国連安全保障理事会や国際社会は、アレッポでの軍の破壊と殺戮で町が巨大な墓場になっているのを傍観してきた。国際社会がこれまで、戦争犯罪や人道犯罪の加害者の多くにその責任を問わずにきたことが、こうした大々的な残虐行為を招いたのだ。

今、最も重要なことは、第三者の監視団を設置し、市民の保護と救命支援の提供のために関係団体が動けるように環境を整えることだ。

現在、脱出するにも命がけで、負傷者は避難すらできない。アムネスティは、避難を望む市民が安全に移動できる手立てを取ることを、すべての紛争当事者に要請している。

アムネスティは、政府軍の進行で報復をおそれているという市民の声を聞いた。国連によると、12月上旬、男性や少年数百人が、政府軍の支配地域から行方不明になったという。

アムネスティは、これまでも、同政府が市民への攻撃手段として大量の市民の失踪を企ててきたことを、調査で明らかにしてきた。極めて重要なことは、独立した監視団を配備し、さらなる強制失踪や拷問などの虐待を防止することだ。

アムネスティ国際ニュース
2016年12月13日

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