毎年3月8日は、国際女性デーです。

2012年、アムネスティは、世界各地で国際女性デーアクション「人権のために戦う、シリアの女性たちとともに立ち上がろう」を実施しました。

現在、変革の最前線に立つシリア。そこに暮らす女性たちは、シリア全土に広がる暴力の実態を明らかにするために、危険に身をさらしながら、日々闘っています。女性たちの多くは、逮捕され、拷問を受け、性的虐待を受けています。

私たちは、シリアのアスマー・アル=アサド 大統領夫人※に対し、彼女たちの表現の自由、そして女性の権利を守るよう、アクションを実施、1ヶ月弱 という短いアクション期間でしたが、日本だけで697通の署名が集まり、アスマー夫人に届けられました。


※アスマー・アル=アサド 大統領夫人
イギリス出身で、2000年に、シリアのアサド大統領と結婚。自身を「人権の守護者」と表し、一時期は、欧米のメディアから「中東のダイアナ妃」などと呼ばれ、賞賛される。
現在、多くの女性や子どもが命を落としているもかかわらず、彼女は過去10ヶ月間、シリアの警備隊によって引き起こされた惨事について、公式なコメントをまったく発表していない。

 

アクション実施期間 2012年3月8日(土)~31日(土)
種類 オンラインアクション
働きかけ先 アスマー・アル=アサド シリア大統領夫人

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