アムネスティの恒例行事、「ライティングマラソン」。正当な理由が無いのに、逮捕、監禁されている人びとを、手紙によって救おう！というイベントです。（詳細はこちら）
昨年も12月に世界中で行われ、日本でも全国33カ所で開催されました。
今回は、全国から届いた報告をご紹介いたします！
■集まったハガキ、手紙、署名の総数
| 日本国内 | 6,309件 |
| 世界各国 | 1,590,478件 |
【北海道】札幌グループ・ノルテ札幌グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：札幌カフェ
参加者：10名／書いた手紙・ハガキ：56通
当日はあいにくの吹雪。チラシもたくさんまきましたが、会員や会友以外の参加はありませんでした。しかし、明るいカフェの広々とした空間はとても心地よく、おしゃべりをしながら昼下がりの約3時間、皆で手紙を書きました。
【北海道】北広島グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：住民センター1階 幼児室
今年は皆で分担してハガキを手づくりしました。そのおかげで、10ケースも取り組むことができて良かったです。それぞれのハガキづくりの苦労話しもあり、例年にも増して心がこもっていると感じました。
【青森】弘前グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：弘前市民参画センター
入れ替わり立ち替わりでしたが、一般の方々と交流ができてよい機会が持てました。ケースの方へ思いを馳せながら、皆で作業して有意義でした。
【福島】福島グループからの報告
日時：2012年12月15日
場所：福島市市民活動サポートセンター
参加者：6名
当日は、静岡グループから参加してくれた坂本さんを含め6名で実施しました。 場所は、福島市内のチェンバ大町というビルの3階ロビーで実施し通りかかる人にも ハガキ書きの声掛けをしました。
【新潟】新潟グループからの報告
日時：2012年12月13日
場所：クロスパルにいがた
参加者：4名／書いた手紙・ハガキ：60通
12名のケースで合計60通の手紙を書きました。最後に、手紙書きした方々の無事と、世界の平和を祈念しランタンを灯した後、黙祷をしました。
【石川】金沢グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：Cafe Mojo
参加者：6名／書いた手紙・ハガキ：46通
会員のほか3名の方が、悪天候の中をハガキを書きに来てくださり、46通のハガキと封書を書きました。昨年のライティングマラソンに参加した人や今年グループメンバーになった人も、今回は主催側となって準備やお誘いの声掛けをしてくれました。
【茨城】つくばグループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：土浦ふれあいセンターながみね
参加者：4名／書いた手紙・ハガキ：80通
定例会に集まるメンバー4人だけでしたがなんとか80通書きました。 チョコレートとおかきをつまんで、ユーミンとイル・ディーヴォ、シン・スンフンを聞きなが楽しんで作業できました。
【東京】アムネスティ第2グループからの報告
日時：2012年12月11日
場所：アムネスティ東京事務所
初めてグループ会員以外からも参加をいただきました。 終了後の忘年会が、大いに盛り上がったのは言うまでもありません！
【神奈川】神奈川連絡会からの報告
日時：2012年12月1日
場所：横浜駅そごう前広場
「人権と紛争」をテーマに、子ども兵士、女性への暴力、難民、武器取引規制の4つのテーマに焦点を当てた、人権メッセージ展を同時開催。グアンタナモ収容所・中国の人権弁護士、リビアのケースを中心にライティング・マラソンを行いました。
【名古屋】なごや御器所グループからの報告
日時：2012年12月7日
場所：ガスト杁中店
参加者：8名／書いた手紙・ハガキ：140通
ファミリーレストランでうなぎの寝床のような横長のテーブルでそれぞれの自己紹介をしながらわきあいあいの例会になりました。合計で140通近い要請の手紙書きでした。
【名古屋】英語でLM in 名古屋 実行委員会からの報告
日時：2012年12月8日
場所：英会話カフェ My English Room
参加者：10名／書いた手紙・ハガキ：7通
ナイジェリアのパイプラインからの石油流出問題は、環境問題であり、人権問題である点からより多くの署名を頂きました。来年も同様のライティングマラソンを開催したいと思います。
【大阪】大阪事務所からの報告
日時：2012年12月8日
場所：アムネスティ大阪事務所
参加者：26名／書いた手紙・ハガキ：285通
新聞に案内が掲載されたのですが、参加者は少なく、黙々とハガキを書き続けました。他の用事で来所された方にも画像アクションの協力をお願いしつつ完成。いろいろ撮影するのは結構大変でした。
【大阪】北摂グループからの報告
日時：2012年12月7日
場所：豊中市市民活動情報サロン
参加者：26名／書いた手紙・ハガキ：285通
「案内が届くと年末だなと思います。」と言いながらいつも来て下さる方、 差し入れを持ってきて下さる方、懐かしい方などと一緒に、お茶とお菓子で雑談しながら長丁場のハガキ書きでした。
【大阪】KELG（95グループ）からの報告
日時：2012年12月9日
場所：The Blarney Stone Irish Pub in Umeda
The event was more organized than in previous years, and most of the participants were focused on the cases and wrote many letters.
【京都】京都四条グループからの報告
日時：2012年12月4日～7日、10日
場所：ひと・まち交流館京都
書いた手紙・ハガキ：286通
グループだけのライティングマラソンと、京都外国語大学の学生グループとの共同作業でのライティングマラソンを行いました。
【兵庫】西神戸グループからの報告
日時：2012年12月9日
場所：アスピア明石
参加者：7名／書いた手紙・ハガキ：46通
9時スタートで7名集合。持ち寄ったハガキや、宗教的メッセージのないグリーティングカードにメッセージを貼り付けたり、直筆で書いたり、合計46通のはがきを書きました。
【岡山】倉敷グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：倉敷 未来公園
書いた手紙・ハガキ：49通
通路の横に机を並べ、アムネスティの幟を立てました。1時間半で49通の署名が集まりました。目標は15通だったので大幅超過達成。高校生から主婦、壮年の男性など幅広い人から署名が集まりました。
【島根】松江グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：インド料理アハメド
参加者：9名
みんなで日本支部から送っていただいた、ビデオを見たり、話し合いをしたり、アハメドさんが作ってくれたサモサ（インドの野菜天ぷら）とチャイ（インドミルクティー）を食べながら、手紙書きをしました。
【徳島】徳島グループの報告
日時：2012年12月14日～16日
場所：小松島ショッピングプラザ ルピア
※写真展と同時開催／入場者数：727名
DAYSフォトジャーナリズム大賞・アムネスティ「児童労働」写真展を開催し、ライティングマラソンも行いました。東日本大地震の写真も数点あり727名の方に見て頂きました。
【広島】広島グループからの報告
日時：2012年12月9日
場所：広島市まちづくり市民交流プラザ
参加者：5名／書いた手紙・ハガキ：28通
ライティングマラソンのケースに加え、広島グループが今まで支援してきたモルデハイ・バヌヌ氏（イスラエルの核兵器開発の内部告発者で釈放後も出国を許されていない）への クリスマス・カードも書きました。
【山口】宇部グループからの報告
日時：2012年12月10日
場所：宇部カトリック教会
参加者：5名
アムネスティの活動のことなど、個別にゆっくり話すことができ、準備していた紅茶とお菓子を一緒に頂きながらの豊かなひと時でした。
【山口】山口グループからの報告
日時：2012年12月8日
場所：山口市市民活動支援センター
参加者：11名／書いた手紙・ハガキ：42通
良心の囚人やその家族に釈放や、待遇改善など、よい知らせが届きますように、祈りながら手紙を書きました。参加した小学生は、中国のケースの高智せいさんの家族宛はがきに、かわいいパンダの絵も描いてくれました。
【山口】下関グループからの報告
日時：2012年12月15日
場所：シーモール下関
参加者：15名／書いた手紙・ハガキ：100通
今年7月設立の下関グループはライティングマラソン初参加。市内貸会場ロビーで2時間を切る短時間でしたが、会員の方や、ホームページをみて来た方、ハガキを送ってきた方など、ハガキ100通を作成しました。
【和歌山】田辺よんろくグループからの報告
日時：2012年12月9日
場所：田辺市民総合センター
参加者：7名／書いた手紙・ハガキ：46通
年齢層も10代から70代にわたる様々な人が参加してくれました。それぞれの感性で、励ましの言葉を付け加えたり、絵を描いたり、シールを貼ったり、手書きしたりと、色とりどりのハガキも多くみられました。
世界各国のライティングマラソン
パラグアイでは、活動家たちが自転車のレース行い、行く先々で署名を集めました。
カナダでは世界で5番目に高いCNタワーを、12月10日（世界人権デー）にライトアップしました。
政治情勢が安定しないパキスタンやナイジェリアのような国々では、世界中の人権活動家に思いを馳せながら、家族や友達、同僚や一般の人びとと手紙書きをしました。例えば、パキスタンにいるワスィームさんは、イベントを公に告知することができなかったため、フェイスブックを通じて人集めをし、20人の参加者とともに手紙を書きました。
強姦され殺害された娘のために戦う、グアテマラのロサ・イサベル・フランコさんは、自宅で手紙を受け取りました。「私は家にいて、ク リスマスの準備をしていました。その時にドアのベルが鳴り、郵便局員が大量の手紙を届けてくれました」
その手紙の数は、毎日500通をこえました。「たった一人の少女のために、世界中の人びとが連帯の手紙を送ってくれたことに、とても 心を動かされました」手紙に勇気をもらった彼女は今、娘のために法廷に立つ準備をしています。
ライティングマラソンの詳細な報告は、下記でご覧いただけます。