2013年1月26、27日に都内ヤクルトホールで開催されたアムネスティ・フィルム・フェスティバル2013(アムネスティ映画祭)。今年も2日間で、のべ500人の方にご来場いただきました。

映画祭を担当した職員からの報告です。


今年で開催4回目を迎え、毎回楽しみに来てくださる方も増えてきました。中には、九州や東北から来てくださる方も。

今年の上映作品は2日間で計7本。「ショージとタカオ」、「線路と娼婦とサッカーボール」、「人生、ここにあり!」など、人権という骨太のテーマを扱いながらもユーモアを交えた作品が多かった今回の映画祭。「すごく良かった!」「本当に楽しかった」と、直接お声をかけてくださったり、後日メールで感想を送ってくださる方が、いつもより多くいらっしゃいました。

ユーモアの部分のみでなく、そこに描かれた厳しさや人権のメッセージも、多くの方がしっかりと受け止めていたと感じました。


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また、紛争やによる子どもたちの心の傷を丁寧に描いた「ぼくたちは見た」でも、「淡々と話す子どもたちの顔が忘れられない」などの感想をいただきました。

会場では、実行委員会メンバーとインターンが作成した「2012年 世界の人権」という写真展示や、映画のテーマに合わせたクイズも行いました。休憩時間に熱心に展示を見てくださった方、クイズに全問正解でスタッフと一緒に喜んでくださった方など、さまざまな方と出会うことができました。

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一方、運営について、厳しいご指摘もいただきました。いただいたご意見は映画祭実行委員会で共有して、次回以降に改善を目指します!

映画祭は、司会、機材、受付、チケットもぎりなど、全場面で実行委員会のボランティアが大活躍しました。また当日だけでなく、作品選びを1年近く前から始め、それぞれの作品の後ろにある人権問題についての解説も分担して執筆、一から調べてまとめました。

1年がかりの企画、直前は心配で眠れない日もありましたが、終わってみれば脱力、そしてやっぱり、実行委員会のみんなで乾杯した最後の打ち上げのビールは美味しかった!

最後に、映画祭にご来場いただいた皆さま、また、開催にあたり、ご協力いただいたすべての皆さまに深く感謝いたします。本当にありがとうございました!

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開催日 2013年1月26、27日(2日間)
場所 ヤクルトホール(東京・新橋)
公式サイト アムネスティ・フィルム・フェスティバル2013
ブログ アムネスティ・フィルム・フェスティバル無事終了!

 

関連イベントのお知らせ

アムネスティ映画祭でも上映された、ドキュメンタリー映画『ぼくたちは見た~ガザ・サムニ家の子どもたち』。この映画の監督、古居みずえさんがパネリストとして出席されるイベント、「ガザ攻撃と子どもたち ~癒せない心の傷~」が、2013年2月23日(土)に開催されます。ぜひ、ご出席ください。