2024年6月19日、ビジネスと人権をテーマに「米国石油化学産業の環境負荷と日本への影響を考える」セミナーを開催しました。本セミナーでは、今年1月にアムネスティが発表した報告書「ビジネスの代償?米国における石油化学産業の有害な汚染」を元に、レポートの筆者でもあるアムネスティ国際事務局の調査員を招き、米国石油化学産業が環境に与える影響や、それが日本にどのように波及するのかについて深掘りしました。

セミナーの概要

今回のセミナーでは主に以下のテーマを取り上げました。

  • 米国石油化学産業の現状:米国における石油化学産業の発展とその環境負荷についての分析
  • 環境影響の国際的な波及: 米国の石油化学産業が日本を含む他国に与える影響についての考察
  • 企業の責任と対策: 環境負荷を軽減するために企業が取るべき具体的な対策と責任についての議論

参加者の声

セミナー終了後、参加者から多くの感想が寄せられました。一部を紹介します。

  • 「米国の石油化学産業の問題が、どのように日本および日本企業とつながっていて、私たちにどのように影響するのかについて、具体的に理解できた」
  • 「大変興味深く、というか、ショッキングでさえある内容で、色々考えさせられる」
  • 「企業としての責任と具体的な対策について学ぶことができた」

アムネスティ日本は、今後もこのようなイベントを通じてビジネスと人権、ならびに環境問題と人権に関する理解と実践を促進していきます。

 

開催日 2024年6月19日(水) 19:30-20:45
開催方法 オンライン (Youtube配信)
主催 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

(執筆:インターン 大澤彩)

大澤 彩

Aya Osawa / 大澤 彩

アムネスティ日本のインターン。国際基督教大学卒(法学(専攻)・開発研究(副専攻))。英国のダラム大学(Durham University)にて1年間の交換留学経験を有し、その間にアムネスティ・インターナショナル、ダラム大学支部の学生メンバーとして活動。GPE(教育のためのグローバル・パートナーシップ)日本ユース親善大使の設立メンバーでもある。2024年9月より英国の法科大学(University of Law)に進学予定。