2024年9月28日(土)、29日(日)の2日間、アムネスティ日本のユース・ネットワークは、グローバルフェスタ2024にブースを出展し、「難民×人権」「ビジネス×人権」「気候変動×人権」の3つのテーマで、来場者に自分ができる人権アクションを考えてもらい、それらの人権アクションで作品を制作しました。

企画概要「想いをカタチに、想いをアクションに。」

イベント開催の2カ月ほど前から11人のユースメンバーが集まり、何度も話し合いをして、イベント全体を通しての目標を「ブースに来た人に、人権侵害を抱えている人たちの現状を伝え、それを聞いてどう思ったか、自分にできることは何かを考えてもらう。そして、その思いを集めて作品にする」に設定しました。

企画に際しては、「難民×人権」「ビジネス×人権」「気候変動×人権」の3種類のポスターと、アムネスティのロゴである有刺鉄線が巻かれたロウソクとハートマークの作品の土台を作成。その後も、当日の注意事項やポスターの読み込みなど事前準備を行い、当日を迎えました。

「難民&人権」「ビジネス&人権」「気候変動&人権」の3種類のポスター
「難民&人権」「ビジネス&人権」「気候変動&人権」の3種類のポスター

いよいよ、イベント当日!

アムネスティ日本は新宿住友ビル三角広場にブースを出展し、9人のユースメンバーが時間交代制で企画を行いました。初日の午前中から、アムネスティに関心がある人や学校の課外活動で参加している学生、他のブースの出店者、何か楽しそうだからふらっと訪れた人など、アムネスティのブースには多くの人が訪れました。2日間を通して人が途切れることはありませんでした。

ユースメンバーは、作成したポスターをもとに人権問題の説明を行い、説明を聞いた参加者に自分ができると思ったアクションを付箋に書いてもらいました。そして、その付箋を作品の土台へとペタペタと張ってもらいました。みるみるうちに作品が出来上がっていく様子はとても感動的で、また、いろんなアクションがあり、大変刺激を受けました。最終的に、2日間で100を超えるアクションのアイディアが生まれ、作品もきれいに完成しました。

人権アクションを作品に
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イベントを終えて

久しぶりのグローバルフェスタの出店で、慣れない部分が多い中、ユースメンバーそれぞれが臨機応変に対応し、また、人権問題について丁寧に説明することができました。また、そうした熱意を受け取ってか、多くの人に人権アクションを考えていただくことができました。

アムネスティのロゴで使われている「有刺鉄線が巻かれたロウソク」には、「どんなに解決が困難に思える人権侵害を目の前にしても、私たち1人ひとりが希望を抱き、行動をし続ければ、状況を打ち破ることができる」というメッセージが込められています。今回の参加してくださった皆さんの考えたアクションを、人権問題の解決に繋げていきたいと思います。

ブースに立ち寄りアクションを考えてくださった皆さん、ありがとうございました!

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今後の活動予定

  • 11月「子どもの人権フォーラム2024 in 東京」
  • 武蔵大学主催「SDGsパートナーシップフェア」出展
  • 12月 人権デー企画ワークショップ

 

開催日 2024年9月28日(土)、29日(日)
場所 グローバルフェスタ2024(新宿住友ビル 三角広場、新宿中央公園 ファンモアタイムひろば(水の広場))
企画主催 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 ユース・ネットワーク