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ミャンマー(ビルマ):抗議の声を暴力で抑え込む警察

2015年3月25日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ミャンマー(ビルマ)
トピック:

ビルマ(ミャンマー)で概ね平和的に抗議活動をしている人びとを、警察は力で鎮圧している。これは不必要かつ過度な武力の行使であり、直ちに止めなければならない。

警察は3月10日、ビルマ中央のバゴー地区レパダン郡で新教育法に抗議して集まった学生を力ずくで解散させた。目撃者によると、警察はバリケードを取り除こうとした学生を警棒で殴り始めた。地面に倒れた学生も殴られていた。

この警察の対応は明らかに過剰である。無抵抗の学生を殴り、地面にたたきつけていた。国際法では、残酷で非人道的かつ品位を傷つける扱いや処罰である。

これらの事実を裏付ける証言や映像で、改めてこの国の風潮がいまだ活動に対していかに抑圧的かがよくわかる。

政府は直ちに不要で過度な力の行使はしないよう警察を指導し、人権侵害を犯した者全員の責任を問わなければならない。抗議活動の参加者の中には投石をした人もいるというが、警察の対応は許容範囲をはるかに超えているように思われる。

信頼できる情報筋によると参加者の中には拘束されたり連行されたりした人もいたようだ。起訴されたかどうかは不明である。

平和的な抗議活動で、制裁を受けたり、逮捕や起訴をされたりすることはあってはならない。ビルマには平和的デモを問題のある手段で抑圧してきた歴史がある。それを繰り返してはならない。

背景情報

ビルマでは学生たちは、新たに可決された国民教育法に対して学問の自由を制限するとして、ここ数カ月抗議をしてきた。1月には、全国から学生が集まり、ヤンゴンに向かって平和的な行進を始めた。

2月、政府と学生側の代表が法律改正に向けた協議に入ったため行進は一時中断された。しかし、協議は失敗に終わり、学生リーダーは3月3日に行進を再開しようとした。それを警察は阻止し、現在の膠着状態に至っている。

アムネスティ国際ニュース
2015年3月10日

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