アムネスティは、2012年8月、ビルマ(ミャンマー)のすべての政治囚の釈放を求めるアクション「不当に投獄されている、すべての政治囚の釈放を!」を行い、日本だけで 2,000近くの署名が集まりました。
世界中から釈放を求める声に後押しされ、2012年9月17日に、90人以上の政治囚が釈放されました。
その中には、アムネスティが8月のアクションの際に釈放を求めていた、キンチー(通称ジンミンアウン)も含まれています。彼は、1998年に民主化という名のもと、反政府活動を展開していたとして囚われていました。
署名アクションに参加した一人ひとりの声が、今回の釈放を導く大きな力となりました。
署名にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
しかし、ビルマはまだ、表現の自由が確保されているとはいえません。
最近の釈放の状況を見ると、「政治活動を行わない」という約束をさせられた上で、釈放された政治囚がいるためです。
また、まだ囚われ続けている政 治囚も多くいます。
引き続き、獄中で苦しみ続けている人びとのために声をあげていくことが必要です。
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アクション実施期間 | 2012年8月1日~9月10日 |
提出先 | ビルマ政府 |