11月7日(土)東京事務所にて駒井知会弁護士を迎えて講演会を開催いたしました。

日本における外国人収容所の実際とその問題点を説明された後、ご自身が視察したイギリスの外国人収容施設のこと、収容者への待遇、面会のあり方、収容所を監視する立場の視察委員会のあり方などについて平易に、熱く語ってくださいました。

なかなか知る機会のない日本における外国人収容所のこと、そしてイギリスとの比較を聞く機会を得られて参加者一同とても実りある時間を過ごせました。駒井さんご自身、イギリスの視察で(日本との差に)腰が抜けるほど驚いたとお話されていました。

何しろ、収容所の場所ひとつとっても、日本の収容所の牛久(茨城県)大村(長崎西部)は非常に交通の不便な場所です。家族や弁護士、支援者の面会は非常に大きな労力を伴ないます。
駒井さんの視察したイギリスの収容所は飛行場のすぐ近く、それも面会者用に無料のリムジンバスが運行されているというのです。

外国人収容の問題はひとごとではなく、私たち自身の人権感覚が問われている のだということを忘れないようにしよう思います。
超ご多忙の中お話くださった駒井さんに感謝申上げます。

開催日 2015年11月7日(土)
場所 アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所
主催 アムネスティ・インターナショナル日本 難民チーム

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