4月20日と21日の2日間、日本最大級の市民による地球フェスティバル「アースデイ東京2019」が開催されました。

アムネスティ日本もブースを出展し、難民の受け入れを求める「I WELCOMEキャンペーン」に取り組みました。

233人が難民の受け入れを求める署名に参加!

アムネスティが2016年から世界中で展開している、「I WELCOMEキャンペーン」。「I WELCOME」という言葉には、私たち一人ひとりが、難民を受け入れる気持ちを持とう、難民を歓迎しよう、という意味が込められています。

今、世界中で難民が増え続けています。紛争で、ひどい差別で、極度の貧困で、宗教弾圧で・・・。自分の国で暮らすことができず、他国で避難生活を送る人たちは、2,540万人を超え、今も増え続けています。多くの人が危険で悲惨なみじめな仮住まいを強いられており、その半数が、子どもです。

そんな中、日本の難民の受け入れ数はというと、極端に少ないのが現状です。2018年、日本で難民認定申請をした人は10,493人、そのうち難民として認定されたのは42人、人道的な配慮から在留が認められた人を含めても82人と、日本の受け入れ人数はほんのわずかです。

こうした問題を、一人でも多くの人に知ってもらおうと、アムネスティのブースに来てくださった方々には、まず、クイズに参加していただきました。

世界には今、難民が何人いる?
日本で難民申請をしている人の数は?
日本が受け入れている難民の数は?

こうした質問を入口に、「私たちが実際に難民にできることは?」というところまで考えてもらい、最後には230人を超える方々が署名に参加、ブースは大盛況でした!

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I WELCOMEキャンペーンに参加しよう!

日本は1981年に難民条約に加入し、難民の受け入れがはじまってから30年以上が経ちます。しかしながら、現在も実際に難民として認められる人の数はほんのわずかです。日本政府に難民をもっと受け入れるよう求める署名に、今すぐ参加してください!

一緒にキャンペーンを広めるボランティアを募集中です!

世界の人権問題を日本の人たちに広く伝える活動に参加しませんか。アムネスティ日本には、特定のテーマや国・地域の人権について取り組む「チーム」と、お住まいの地域で活動を行う「グループ」というボランティアの集まりがあります。

アースデイでは、ユースネットワーク、難民、コリアの各チームと、東京を拠点に英語で活動しているグループ、AITEN(Amnesty International Tokyo English Network)のメンバー、また、特にイベントの運営・企画の面で活動をサポートする多くのボランティアの人たちが活躍し、ブースを盛り上げました!

あなたも、ぜひ、一緒に活動してみませんか。

ユースネットワークのメンバー

イベント企画・運営ボランティアのメンバー

実施日 2019年4月20日(土)、21日(日)
場所 代々木公園(イベント広場・ケヤキ並木)

ヒューマンライツ・サポーターになりませんか?