2019年8月24日(土)、石川県金沢市で、中国の新疆ウイグル自治区の人権状況について学ぶ学習会を開催しました。学習会では、昨年、東京と大阪で開催された講演会「ウイグル強制収容所から奇跡の生還~オムルベク・アリさんが語る~」を録画したDVDを上映しました。
参加者は、主催したアムネスティ日本 金沢グループの5名と一般の方11名の計16名でした。
学習会では、初めに新疆ウイグル自治区の現状に関する簡単な説明などを行い、その後、DVD「ウイグル強制収容所から奇跡の生還~オムルベク・アリさんが語る~」を上映しました。
参加者の方からは、「ほとんど知らないことばかりで、こんなことがおこなわれているのか、と驚いた」「自分にできることがあるとしたらどんなことか」「いま日本にいるウイグル族の人たちはどのような状況に置かれているのか」などの感想・意見・疑問がありました。
最後に、アムネスティ・インターナショナルがとりくんでいる署名活動などをご案内しました。
8月14日は、金沢市内で多くのイベントが開催されていた日だったということもあり、一般参加者が11名と少なかったのは残念でしたが、日頃、あまりアムネスティと関わりのない方が参加してくださったのはよかったです。
また、DVDの上映に関して、「音声が聞きにくかった」「見にくかった」という指摘を参加者からいただきました。設備・機器に関係したことでもありなかなか難しいところですが、伝える中身とともにどうやって伝えるかという具体的な方法・手段も大切だと思いました。
(報告者:金沢グループのメンバー)
署名にご協力ください
アムネスティでは、100万人にも及ぶウイグル人やカザフ人たちの不当な拘束をやめるよう、中国政府(駐日中国大使)に要請する署名アクションを行っています。この状況を変えるために、ぜひ、署名にご協力をお願いします。
実施日 | 2019年8月24日(土) |
場所 | 石川県国際交流センター |
主催 | アムネスティ日本 金沢グループ |