2月17日に「国際交流カフェ」を開催し、学生、シニア、日本人、外国人とさまざまなバックグラウンドを持つ22名の方にご参加いただきました。

テーマは"Consuming for Sustainability and Human Rights"「何を買えばいいの?~持続可能性と人権を守るために」。講師は東京国際大学国際戦略研究所、准教授のスタニスロスキー・スミレさんでした。

スミレさんのプレゼンテーションでは、地球温暖化等の課題に直面する中で、グリーン・ラベルやフェア・トレードなど、より環境にやさしく、よりエシカル(社会・環境に配慮することを意味する)な製品を提供するサプライヤーの取り組みやその課題が紹介されました。

国際交流カフェの様子

その後、4つのグループに分かれて、「消費者が社会・環境に配慮した商品を購入するのに影響を与えるのは何か」について活発にディスカッションし、グループ別に発表しました。

プレゼンテーションとディスカッションは全て英語で行われましたが、講師のスミレさんやバイリンガルのボランティアが適宜、日本語でもサポートしてくれました。

どのグループからも多くの意見が出されました。スミレさんからは、あまり大上段に構えずに、身近に出来るところから始めることが大切であり、その方が長続きし、結果的に多くの人が取り組むので効果も期待できるのでは、とコメントがありました。

参加者からは「同じ課題でも違う視点があることが分かりました」「国によってエシカル商品やオーガニック商品を取り巻く環境が違うことを学びました」「これからはより環境にやさしい商品を買おうと思います」などの意見が出され、「非常に勉強になった」という声が多く聞かれました。

報告:片山(キャンペーンボランティア)

国際交流カフェの様子

国際交流カフェの様子

国際交流カフェの様子

実施日 2020年2月17日(月)
場所 アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所
主催 アムネスティ日本・インターナショナル日本