
ワンワールド・フェスティバルは約30年続く西日本最大の国際協力・交流の祭典です。国際協力・交流に関わるNPO/NGO、国際機関、自治体などが協力し、今年は2月7,8日の2日間、大阪・梅田スカイビルで開催され、両日合わせて約3万人が来場しました。
アムネスティ日本の関西連絡会は毎年、実行委員会にも参加し、企画・開催に協力しています。今年はブースで、アムネスティの活動、世界人権宣言、死刑廃止活動、ガザにおけるジェノサイドなどを説明しました。また、ユース・ネットワークチームが今年初めて参加し、ユースの活動紹介資料やステッカー、大阪で開催予定のYOUTH MEET-UPの紹介はがきを用意し、関西におけるユース活動の活性化に向け来場者と交流しました。
「死刑制度について考える」をテーマにブースを出展(2月7日)
2月7日は死刑廃止ネットワーク大阪チームのメンバー6人とユースメンバーの1人が、「死刑制度について考える」をテーマにブースを出展。日本と世界の死刑の現状と問題点が描かれたポスターを掲示し、液晶ディスプレイでアムネスティ日本が共同制作した、なぜアムネスティは死刑に反対するのかをまとめた短編動画を繰り返し再生しました。また、ブースの前を通りかかった人たちにも積極的にお声がけし、死刑制度についてのクイズに参加してもらったり、死刑制度の賛否とその回答理由に関するアンケートに答えてもらったりしました。こうしたポスターや動画、クイズ、アンケートを通じて、たくさんの人に、なぜ死刑を廃止すべきなのかを知ってもらい、立ち止まって考えてもらうことができました。

246人が参加してくださったアンケートでは、死刑反対33%、賛成30%、どちらとも言えない37%という結果に。内閣府が2024年に発表したアンケート結果、死刑反対17%、死刑容認83%とは大きく異なり、多くの市民が死刑について問題意識を持っていることがわかりました。
パレスチナに関するキャンペーンを実施(2月8日)
2月8日はブースにて、ガザの停戦後も続くジェノサイドに関するパネルを展示し、パレスチナの現状を紹介しました。また、「日本政府はイスラエルのジェノサイドに加担する企業からドローンを買わないで!防衛省に意見を送ろう」キャンペーンを行いました。携帯電話でパネル上の2次元コードを読み込んでもらい、防衛省宛抗議する意見を書いてもらい、防衛省に送りました。
また、フェスティバル実行委員会が企画したトークセッション「ジェノサイド、いまガザで起きていること」に、アムネスティ日本の副理事長、北井大輔さんが登壇。午後にはブース訪問者も増え、活動に関して色々な質問が寄せられました。
「仮放免のこどもたち」に関するセミナーを開催(2月8日)
映画『東京クルド』のショートバージョンを上映後、仮放免の子どもたちが直面する状況について関西連絡会のメンバーである野尻が解説しました。その後、参加者18人の意見をスクリーン上で共有しながらワークショップを行いました。「どんな人にも基本的人権があり、どんな人も対等に、未来の希望を叶えられる機会がなければならない。そんな社会を作る責任が国にある」「純粋に働きたい、学びたいという人たちを、どうして無為にするのか」など、活発な意見が出ました。

ブース出展団体のPRタイムにアムネスティを紹介(2月8日)
死刑廃止ネットワーク大阪チーム、入管・多文化共生チーム、ユース・ネットワークチームがそれぞれの活動紹介を行いました。また、なにわグループが取組んでいる活動として、グループのメンバーであり僧侶でもある鷲田さんが、木魚に合わせて「世界人権宣言経」(世界人権宣言全30条の項目をお経の形にしたもの)を読経し、ユニークな試みに大きな拍手が起こりました。

(文責:アムネスティ日本 関西連絡会 野尻賢司)
| 開催日 | 2026年2月7日(土) 、8日(日) |
| 場所 | 第33回ワンワールド・フェスティバル(大阪・梅田スカイビル) |
| ブース出展、キャンペーン、セミナー企画 | 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 関西連絡会、死刑廃止ネットワーク大阪、ユース・ネットワーク |



