第33回ワン・ワールド・フェスティバルのトークセッション「ジェノサイド、いまガザで起きていること」に登壇

2026年2月7日・8日に大阪で開催された「第33回 ワン・ワールド・フェスティバル」において、実行委員会プログラムとして開催された「ジェノサイド、いまガザで起きていること―こどもたちの命、私たちへの呼びかけ―」と題したトークセッションに、国境なき医師団、世界の医療団と共に、アムネスティ・インターナショナルが登壇しました。本セッションでは、ガザで続く深刻な人道危機について、国際人権の視点と医療・支援の現場からの証言を交えながら報告しました。

前半では、紛争の激化以降、国際協力NGOや人権団体がどのような支援活動やキャンペーンを行ってきたのか、また国際社会に対してどのような対応を求めているのかが共有されました。アムネスティからは北井大輔副理事長が登壇し、国際人権法および国際刑事法の観点から実施してきた調査・報告の内容と、ジェノサイドを止めるために必要な国際的対応について説明しました。

国境なき医師団の森岡慎也医師からは、2025年11月までガザで行ってきた医療支援の経験をもとに、爆傷や銃創の患者が多い現状、医療資源や人員の深刻な不足、不衛生な環境による感染症の拡大、そして医療従事者自身の心身への影響など、現場の厳しい実情が語られました。

また、世界の医療団(MdM)の米良彰子事務局長からは、長年にわたりガザで支援を続けてきた立場から、今回の紛争で特に困難となっている点や、活動許可の問題など、国際NGOが直面している課題について報告がありました。

第33回ワン・ワールド・フェスティバルのトークセッション「ジェノサイド、いまガザで起きていること」に登壇

最後に、こうした状況に対して私たち市民がどのように関心を持ち、行動していけるのかについて、登壇者それぞれからメッセージが送られました。報道が減少する中でも、ガザでのジェノサイドは続いており、日本社会においても関心を持ち続け、声を上げ、連帯していくことの重要性が強調されました。

本セッションには、立ち見を含めて約130名が参加し、ガザの現状と、私たち一人ひとりに求められている行動について、深く考える機会となりました。

開催日 2026年2月8日(日)
場所 第33回ワンワールド・フェスティバル(大阪・梅田スカイビル)
主催 ワン・ワールドフェスティバル実行委員会
※アムネスティ日本はワン・ワールドフェスティバル実行委員会の構成メンバーです。