国際人権法 - 書籍「ぼくのお母さんを殺した大統領をつかまえて」(合同出版)

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その名の通り、国際刑事裁判所についての本です。国際刑事裁判所は、暴力や差別、紛争によって人びとを傷つけたり殺したりした者を公正に裁き、被害を受けた人びとを支援するために、1998年に国際社会の合意で作られた裁判所です。たとえ国家の大統領や首相のような高い地位にいる人であっても、拷問や虐殺を行えば、この裁判所で裁かれます。

いまもなお世界で繰り返される紛争、ジェノサイド(大量虐殺)、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略といった重大な人権侵害。世界はこれまで、そうした重大な人権侵害をくい止めるために、どのような取り組みをしてきたのか。

この本は、そうした取り組みについての入門書として歴史をひもとき、国際刑事裁判所がどう機能しているか、その可能性と限界を、図や写真をまじえながらわかりやすく解説しています。

高遠菜穂子さん(イラク支援ボランティア)推薦!

「世の中はいろいろ進歩しているのに、殺戮を止める方法だけ、私たちはまだ持っていない。人類はもっと進化しなくちゃいけない。この本はそのひとつを教えてくれる。」― 帯文より

 『ぼくのお母さんを殺した大統領をつかまえて~人権を守る新しいしくみ・国際刑事裁判所~』(合同出版)
定価:1,540円(税込)/160ページ/A5/合同出版(株)

本の中身を見てみよう!

『ぼくのお母さんを殺した大統領をつかまえて~人権を守る新しいしくみ・国際刑事裁判所~』(合同出版)図や写真をまじえながらわかりやすく解説

目次

第一章 知ってほしい世界の現実
第二章 重大な人権侵害に対する国際社会のとりくみ
第三章 国際社会は戦争を防ごうとした
第四章 国際社会はドイツ・日本の重大な人権侵害をどう裁いたか
第五章 市民社会が戦争を裁く「民衆法廷」の誕生
第六章 地域紛争の解決が国際社会の課題になった
第七章 国際刑事裁判所は平和な世界をつくるために生まれた
第八章 国際刑事裁判所が裁く4つの罪
第九章 裁くのはだれ?どうやって裁いているの?
第十章 国際刑事裁判所の限界
第十一章 深刻な人権侵害をなくすために・・・

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