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リビア:指導者は、無差別の発砲を止めよ

2011年2月22日
国・地域:リビア
トピック:変革を求める中東・北アフリカ
抗議参加者に対して機関銃やその他の武器が用いられ、ベンガジ、ミラスタおよび他の地域において死者の数が急増する中、アムネスティ・インターナショナルは20日、治安部隊を即時に抑制するよう、リビアの指導者であるカダフィ大佐に訴えた。

アムネスティの中東・北アフリカ部長マルコム・スマートは、「カダフィ大佐に忠誠を誓う治安部隊は、『変革』を訴える抗議行動の参加者に対して、死に至る、不当な発砲攻撃を行っています。その結果はまったく予想した通りです。多くの人びとが殺害され、状況は驚くほどに悪化しています。これまでのところ、100人以上が死亡しました」と述べた。

「リビアの最高指導者は、どんな犠牲を払おうとも抗議行動を制圧するよう、治安部隊に命令したようです。その代償として、リビアの人びとの命が奪われています。」

アムネスティの調査団は、18日に少なくとも34人が頭部、胸、首を実弾で撃たれ、数十人が負傷したとの情報を、ベンガジでの目撃者や弁護士、医療関係者から得ている。

治安部隊は19日、墓地から戻り「革命護衛隊(Revolutionary Guards)」の建物外に集まった哀悼者らに対し、実弾で発砲したと伝えられている。彼らは、「反政府」を叫び、護衛兵を「殺人者」と非難し、ベンガジから立ち去るよう要求していた。そこで20人が死亡したと報じられている。他の負傷者の多くは、アルジャラ病院や他のベンガジの病院に収容された。

アルジャラ病院の情報によれば、ほとんどの犠牲者は頭部、胸、首を撃ち抜かれており、治安部隊が最初から殺害することを意図しての発砲したことを示唆している。医師は、負傷者を治療するための血液や薬が足りず、大変苦労したと語った。

また治安部隊は、ベンガジの北裁判所の前で座り込みをしていた数百人の抗議者に対し発砲し、死亡させた。犠牲者の中には、弁護士、医師、そして1996年、カダフィ大佐の軍隊によって刑務所で殺害された囚人の親族によって設立されたアブサリム(Ab Salim)家族組織委員会のメンバーが含まれていた。この刑務所での殺害事件に関しては、誰も責任を問われることはなかった。また、10人以上の人びとが抗議初日の19日、ミスラタで射殺されたと言われている。

「最新の報告によると、抗議行動参加者を制圧するために雇われた、恐らく外国人の傭兵も含む強力で新しい部隊が、機関銃や他の武器を使ってベンガジのリビア人を射殺したようです」とマルコム・スマートは述べた。

「カダフィ大佐は、この流血の惨事を直ちに止めさせなければなりません。抗議行動の弾圧を指示しているカダフィ大佐等やその他の関係者、そしてこの人権侵害に関与しているすべての人間は、この行為に責任があることを知るべきです。」


アムネスティ発表国際ニュース
2011年2月20日

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