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コンゴ民主共和国:国連は、北キヴの市民を保護すべき

2012年7月22日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:コンゴ民主共和国
トピック:国際人権法

国連は、北キヴの市民を保護しなくてはならない。(C) PHIL MOORE/AFP/GettyImages
国連は、北キヴの市民を保護しなくてはならない。(C) PHIL MOORE/AFP/GettyImages

国連の平和維持部隊が、コンゴ民主共和国(DRC)東部の主要都市ゴマに展開する中、国連安全保障理事会は、ルワンダ政府に対し北キヴ州でのM23武装グループへの支援の提供を止めるよう要請するべきだ。

ここ数日間、M23は強力な攻撃態勢でコンゴ政府軍を撃墜している。国連およびDRC東部当局は、ルワンダ政府が反政府武装グループであるM23を支援していると話している。この主張をルワンダ政府は否定している。

市民を保護するためにゴマに国連部隊を配置するのは、積極的な措置だ。しかし、北キヴ州の状況が非常に緊迫しているため、もし国際社会が緊急に対策を実施しなければ、地域紛争へと悪化する可能性がある。

アムネスティは、M23が重砲を使用して、強制的に市民を兵士に徴用しているという情報を多方面から聞いている。信頼できる情報筋によると、武装グループへの参加を拒否した2人の市民は7月15日、M23に殺害された。また別の市民2人が戦闘中に殺害された。

ルワンダは国連の武器輸出禁止規定に違反しているといわれるにもかかわらず、安保理はM23への支援を止めさせるためにルワンダに圧力をかけていない。最近は、M23は重砲と新規徴集で戦力を強化している。

安保理はルワンダが武器輸出禁止規定に違反したことを非難し、人権と国際人道法の侵害をこれ以上の拡大を防ぐ具体的対策を取らなければならない。

国連は6月の報告書で、ルワンダ高官たちが、国際刑事裁判所から逮捕状が出ている元コンゴ軍司令官ボスコ・ンタガンダ率いるM23武装グループを支援しているという明らかな証拠を示した。

武装グループは、2009年3月23日の和平合意に失敗後、自らM23と名乗るようになった。M23は今年4月、ンタガンダ司令官の逮捕という政府への圧力の中、コンゴ軍から離反した。

国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)は、暴力の危険が差し迫る中、市民保護には「殺傷能力のある武器の使用も含めたあらゆる手段」の使用が許されるという強力な機能を有している。

にもかかわらず、MONUSCOは、市民の保護や危険な北キヴ州に治安を取り戻す支援が機能していない。その一方で、訓練が不十分なコンゴ軍への技術的な支援に勢力を注いでいる。

MONUSCOはこの地域に駐留しているが、M23は国連軍からなんら抵抗も受けず、週末にルチュルとキワンジャという戦略的都市を制圧した。

北キヴにおける暴力は、市民に対する人権侵害となって拡大してきた。暴力の激化は、市民をさらなる危険にさらす。

コンゴ東部の人びとの未来は、ほとんど国連安保理の手中にあると言える。MONUSCOが現在、その責務を果たして市民を保護することは極めて重要だ。

M23がゴマを攻撃する恐れがある一方、1994年のルワンダ虐殺に加わったといわれるルワンダ解放民主戦線(FDLR)やマイマイなど、他の武装グループもまたルチュル地域におり、市民に対する暴力の恐怖は、増大する一方だ。

アムネスティ国際配信ニュース
2012年7月11日

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