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中国:習主席批判にからみブロガーの家族を拘束

2016年3月31日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:中国
トピック:

中国当局は、習近平主席に辞任を求める公開書簡がニュースサイトに掲載されたため、掲載に関わった人物の摘発を進めてきた。著名な政権批判派の家族も拘束された模様だ。当局は、この捜査をやめるべきである。

現在ニューヨーク在住のブロガーで政府に批判的な温云超さん(Wen Yunchao 45才)によると、母親の邱曉華さん(Qiu Xiaohua 65才)、父親の温小剛さん(Wen Shaogan 72才)、弟の温雲璈さん(Wen Yun’ao 41才)が、3月22日に広東省で警察に連行されたそうだ。

警察は、公開書簡の掲載に関連して、少なくとも20人を拘束したとされる。3月25日付のBBC(英国放送協会)の報道によれば、この中には今月初めその書簡を掲載したウェブニュース無界新聞のスタッフ16人も含まれていた。

当局は、公開書簡に関わった人物の摘発をやめ、拘束した全員を釈放すべきだ。国を批判する人びとの家族への迫害は、違法であり、中国が標榜する法の支配を踏みにじる。

3月17日、当局は父親と弟に無理やり温云超さんに連絡を取らせ、問題の書簡に関わった人物と、公表に手を貸した人物についての情報を提供するように圧力をかけた。当局は、協力しなければ弟は失業することになるなどと脅した。

当局に有利な供述を得るために心理的圧力をかけることは、国際法が禁止している。

温云超さんは、誰が書簡の作成に関わったか知らないし、掲載にも関わってもいない、と主張している。

3月15日、北京警察は、コラムニストの賈葭(Jia Jia)さんを拘束した。彼は書簡の内容について、無界新聞の編集者と意見を交わしていた。

賈葭さんの弁護士は、依頼人の消息や法的地位が特定できないとしている。

公開書簡は、習主席が集団指導体制を放棄して、自身への個人崇拝体制を築き、前代未聞の権力の私物化を目論んでいる、と厳しく非難している。サイトからすぐに削除されたが、すでに広く拡散している。

アムネスティ国際ニュース
2016年3月25日

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