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エジプト:NGOの摘発強化 少数派人権活動家を逮捕

2016年5月27日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:エジプト
トピック:

エジプト政府が、NGO団体の摘発を強化する中、5月19日、エジプトの人権活動で中心的存在のミーナ・ターベットさんが逮捕された。

ターベットさんは、権利と自由のためのエジプト委員会(ECRF)で少数民族・宗教局の責任者を務める活動家で、19日朝、自宅に踏み込んできた国家治安職員に拘束され、連行された。拘禁場所は、明かされなかった。

ターベットさんは、何十年間も政府の弾圧にさらされてきた、コプト教徒などの少数派の人びとの権利を守るために、粘り強く活動してきた。逮捕は、表現と結社の自由を脅かす言語道断の行為であり、異論を封じようとする政府の強い意思を示している。

政府は、これまでも多くのNGO関係者を脅し、拘束してきた。そこには、NGOを徹底的に弾圧し、無力化し、完全な休止状態に追いこもうとする、情け容赦のない意志が垣間見える。

本来、活動家は、嫌がらせや投獄されたりするというようなリスクを負わずに、活動できることが保障されなければならない。

エジプトは、国際舞台ではテロとの闘いを口実に弾圧を正当化してきた。しかし、この口実を隠れ蓑にして、平和的な人権活動家や批判者を犯罪者扱いしている。国際社会は断固とした態度で、エジプト政府に対して、活動家への迫害を直ちにやめるよう求めることが極めて重要だ。

検察庁によると、ターベットさんは4月25日にあったデモに参加して、反テロ法とデモ規制法のもと、複数の容疑に問われているとのことだ。そのデモは、政府が紅海の2島をサウジアラビアに割譲する決定をしたことに抗議して、平和的に行われたものだ。

デモ当日には、ECRF代表のアーメッド・アブドゥラさんも自宅で逮捕された。デモを煽り、国の転覆を企てたなど、同じく反テロ法とデモ規制法違反で起訴されている。

アムネスティ国際ニュース
2016年5月19日

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