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コンゴ民主共和国:大統領3選反対の動きを徹底弾圧

2016年9月20日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:コンゴ民主共和国
トピック:

コンゴ民主共和国のジョゼフ・カビラ大統領は、憲法が規定する2期の在任制限を超えて政権続投を画策しており、これに反対する人びとに、あらゆる手立てで対抗してきた。

アムネスティは、大統領選挙の実施が先送りされる中での言論弾圧を調査し報告書にまとめ、続投を目論む大統領への抗議活動を政府が国家機関を使って阻止していると批判した。

政府は野党議員や民主化運動の活動家の表現・結社・集会の自由の権利を侵害している。また、外国の調査員を追放し、人権団体を脅迫している。

反対派への嫌がらせや脅しは、自国憲法の侵害であるばかりか、表現・結社・集会の自由の権利の尊重・保護・実現に取り組む国際社会への背信である。

3つの地域で、デモが全面的に禁止され、内輪の野党集会までもが解散させられた。他でも抗議デモの多くは、許可が下りなかった。

任期延長に反対して連立政権を去った議員は、報復を受けた。実業家でもある政治家モイーズ・カトゥンビさんは、大統領戦への出馬を発表したことで、当局から狙われる羽目になった。また、傭兵の雇用と他人名義の不動産の売却の疑いで告訴された。治療目的で出国したが、この6月、欠席裁判で3年の実刑と100万米ドルの罰金刑の判決を受けた。現在も国外に留まっている。

政府は国内外の人権義務をことごとく無視してきた。市民の表現の自由を否定し続ければ、一触即発の状況においては、いつ衝突が起こってもおかしくない。

国際社会は、コンゴ民主共和国に対し、即時かつ無条件で反政府派の容疑を取り下げて拘束を解くよう、働きかけなければならない。

カビラ大統領の任期があと3カ月となったが、選挙管理委員会はいまだに具体的な選挙日程を発表していない。委員長は、技術的な問題で選挙を予定通りに実施することはできないとしている。

9月初旬、大統領主導の国民的対話が始まった。しかし、多くの野党は、アフリカ連合が任命したファシリテーターが中立性に欠けるとして、参加を拒否している。

アムネスティ国際ニュース
2016年9月14日

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