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米国:フロリダ州が1年半ぶりに死刑再開へ

2017年8月24日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:米国
トピック:死刑廃止

フロリダ州が8月24日、18カ月ぶりに死刑を執行しようとしている。

米連邦最高裁判所は昨年1月、フロリダ州の死刑の法律は憲法違反だとの判断を示した。また、2017年3月には、アラミス・アヤラ州検事が、死刑には明白な欠陥があるため死刑を求刑しないと表明した。これに対しスコット州知事は即座に同検事を罷免し、死刑派の検事を任命した。知事は、これまでに26件の裁判を、同氏が好む別の検事に担当させている。

アラヤ検事が指摘した欠陥は、人種差別、費用、誤判のリスク、犯罪抑止力への疑問などである。彼女はフロリダ州で初めてのアフリカ系アメリカ人の検事だった。

死刑制度が破たんしていることを示す圧倒的な根拠に対する知事と検事の考え方は、あまりにも異なる。1人は、「廃止すべきだ。差別、恣意性、誤判に陥りやすいし、費用や人員の無駄だ」と話す。もう1人は「死刑制度を推し進めよ」としている。

1人は、一貫して国際的な人権の原則に沿って行動している。もう一方は違う。

背景情報

フロリダ州の前回の死刑執行は、昨年1月7日にあった。その5日後、連邦最高裁は、フロリダ州の死刑は違憲だとする判断を下している。

8月24日午後6時に執行が予定されている死刑囚は、マーク・アセイさんで、1987年に2人を殺害した罪で1988年に死刑判決を受けた。

アムネスティ国際ニュース
2017年8月21日

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