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インドネシア:トランスジェンダーを警察が「再教育」

2018年2月 8日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:インドネシア
トピック:LGBTと人権

インドネシアのスマトラ島北端にあるアチェ州で1月27日、地元警察が、いくつかの理容室で働くトランスジェンダーの12人を拘束し、「男らしくする」として12人の髪を切り、理容室の閉鎖を命じた。翌日には、全員が釈放された。

報道によると、当局は、トランスジェンダーの「再教育」のために取った措置だという。

昨年12月には、地元のホテルでトランスジェンダーの美人コンテストが開催されていることを知った住民がホテルに押しかけ、トランスジェンダーの6人を引っ張り出し、警察に引き渡した。住民は、同コンテストが「シャリア(イスラム法)に反する」と訴えた。

同州ではトランスジェンダーだけでなくすべてのLGBTI(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス)の人びとが、非難や嫌がらせなどを受けている。

今回のアチェ州の警察による「再教育」行為は、同国の国際的な責務に反する、非人道的で人の尊厳を踏みにじる行為である。当局はLGBTIに対する敵対行為をやめ、いかなる市民も平等に扱うべきである。警察がやるべきことは、屈辱的な扱いや人権の侵害ではなく、すべての市民の権利を守ることである。

他の地域でも

LGBTIを敵視する状況は、アチェ州にとどまらない。

昨年5月には、北ジャカルタで、当局が「ゲイのセックスパーティ」と呼ぶイベントに参加していた男性141人が拘束され、そのうちの10人が、違法な「ポルノサービスを提供した」として起訴された。

インドネシアでは、アチェ州を除いて合意に基づく同性間の性関係は犯罪ではないが、複数の下院議員が、同性愛を犯罪とする刑法改正案を提出した。

アムネスティ国際ニュース
2018年1月29日

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