夫の暴力に苦しんだ李彦(Li Yan)さんは、夫を銃で撲殺し、死刑判決を言い渡されました。

彼女の死刑が執行される可能性が高まったことを受け、アムネスティは世界的に、彼女の死刑執行停止を求める緊急アクションを実施。

彼女の死刑執行停止を求め、世界各国から署名が寄せられました。日本支部では、ウェブサイトでオンラインアクションを公開、2856筆の署名が集まりました。

4月22日現在、彼女の死刑は執行されていません。以前、アムネスティの死刑に関する国際的な調査を統率していた、アムネスティ東アジア部部長 ロザーン・ライフは、このように述べています。

hrc_li_yan_20130419_02.jpgロザーン・ライフ


「李彦さんの死刑が執行されていないということは、私たちのキャンペーンが効果的であったと言えるでしょう。

アムネスティは、中国国内の団体と連携しながら、注意深くキャンペーンを進めてきました。


中国国内や国際社会の声は大きな力となるのです。
 

アムネスティは今後も、李彦(Li Yan)さんの状況を注視し、情報を配信していきます。

このアクションにご参加いただいた皆さま、Facebookでいいね!やシェアで情報を広めたり、Twitterでリツイートして下さった皆さまに深く感謝いたします。ありがとうございました。
 

アクション期間 2013年2月13日~4月22日
アクション名 中国:死刑の危機にある、DV被害者の女性、李彦さんを救え

李彦さんのように、今この瞬間、深刻な人権侵害にさらされている人びとがいます。 このような人びとを救うために、引き続き、アクションにご参加ください。